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鯉道日記
鯉道日記:38
2020年10月09日
 今年もこの季節がやって来ました。

・10月10日(土)、11日(日)の2日間
・午前9時~午後4時まで
・会場:当場前

雨天決行です。
昨年は台風直撃で大変悲しい思いをしましたが…。
今年は何とか避けてくれましたね。

当歳はプール展示です。
サイズは少し小さめですが、
例年よりも型付の良いモノを出品しますよ~。

皆様のお越しを心よりお待ちしております。

※コロナ対策の為、ご来場の際はマスクの着用をお願い致します。
2020年08月31日
 ご無沙汰しております。
猛暑日が続き、我々外仕事の人間はつらい日々を送っています…。

当歳の選別も順調に進み、もう少しで池揚げ準備に入る予定です。
今年はどうしてもチャレンジしたかった組み合わせが多く、
稚魚放養数も過去最多尾数となりました。

今現在の感触で言うと…最高ですね…。
あまり大きな事は言いたくありませんが、
かなりの手応えです。

10月には展示即売会も予定しています。

どうぞお楽しみに!
2020年04月28日

 という事で、Internathional nishikigoi Web GPの投票が始まりました。

こちらは通常の審査とは違い、誰もが一票を投じる事が出来ます。

 

厳正に順位を決める…という事ではなく、世界中の皆様に楽しんでいただく為のイベントです。

ゴールデンウィークも外出自粛が要請される中、ゆっくりと選んでみてはいかがでしょうか。

 

投票はこちらのページから

 

※私の場合ですが、スマホの方が投票しやすい気がします。

2020年04月25日

 今日は一日良い天気でした。

春の外仕事は本当に気持ちイイもんです。

 

 

 都会では人との接触8割減が目標という事ですが…私達の仕事場は山の中や田んぼの中。

そもそも誰にも出会いません(笑)。

 

 来週も晴れが続きそうなので、野池準備が進められるかな。

2020年04月22日

第6回伊佐vs関口 飼育コンテストの詳細がアップされました。

繰り返しになりますが、エントリー鯉は全て谷養魚場にて秋まで飼育されます。

 

 谷養魚場はウチより3倍墨が出ます(笑)。

 

 ホントに…。

 

昭和の真骨頂、墨の大化けをお楽しみいただけるかと思います。

 

 是非チェックしてみてください。

 

 谷養魚場HPはこちらから

 

 追記:当日は全ての出品鯉をハウス内にて展示するそうです。

 

2020年04月19日
 濾過槽って横流しとアップダウンどっちがいいの?
ってたまに聞かれます。

 ちなみに当場では両方使用しています。
どっちがと言われるとそれぞれ長短ありますが、愛好家の皆さんの池だとアップダウンの方がいいかな…。

単純に、循環口から排水まで
 
 横流し:直線
 アップダウン:上下上下…

ろ材に接触する距離が長いですよね。
水を処理する量が多いという事です。

実際、アップダウンの方が「水が出来やすい」、「数も多く飼育出来る」
と実感しています。

ただ、横流しは管理がラクです(笑)。
濾過槽の掃除はあっという間ですね。

※あくまでも私の感想ですので、実際は池の形、環境、水質等によって変わってくると思いますので、ご参考までに。

2020年04月18日
 当場では毎年10月に展示即売会をしていますが、昨年は台風直撃で道路や電車が止まり中止状態…。
その代わりにゴールデンウィークあたりに即売会をしようかなと思っていたらこの状況…。

もどかしい…。

 私も趣味で鯉を作っている訳ではありません。
お客様に喜んでもらえる、夢を見て楽しんでもらえる事を前提として鯉の生産に励んでいます。

 ネット販売のご要望も多数いただいております。
本当にありがたいことです。

生産業務との兼ね合いを見ながら、前向きに検討して行きます!
2020年04月17日

 今年初腹の新親鯉Part2です。

 

 

 まあ模様は普通…ですが、ズラリと伸びた身体。

サイズは91㎝あります。

面割れ、元黒を持った、昭和らしい鯉です。

 

経験上こっちの方が出来そうですね…(笑)

系統的に黒仔も多そう。

 

ニックネームは考え中です。

2020年04月17日

 今年の新親鯉のご紹介です。

 

 

 スーパーマッチョボディ!!

紅質、墨質も良く、超筋肉質。

うーん…出来なそう(笑)。

 

でもこれぞ生産者が毎年子取りを前に抱く夢…。

生産性度外視ですが、頑張りますよ~!

2020年04月15日

 という事で、もはや毎年恒例となってきた感がありますが…。

今年も谷養魚場春のイベントとして開催されます。

 

 「伊佐vs関口」

 

昭和三色当歳バトルですね。

もちろんこのご時世ですので、今回はお客様にご来場していただくイベントではありません。

今月下旬より谷養魚場HPにて出品魚をご覧いただけます。

 

 

 こちらの鯉達は、秋まで谷養魚場にて飼育管理されます。

例年であれば、秋に私と伊佐さんで現物審査をさせていただくのですが…。

まだ未定ですが、その時には状況が良くなり審査に行ける事を願っています。

 

ちなみに全体総合優勝は賞金\500,000!

 

昭和は化け物…秋までに激しく順位が入れ替わります。

残り物から全体が出た事もありました…。

 

詳細がアップされ次第、また報告しま~す。

 

2020年04月12日

 山奥の立て鯉池ですが…

例年だと雪で道路が塞がれ、GWまでは行くことが出来ません。

 

 

 もう行けるなんて…こんな事は初めてです。

今年は記録的な小雪だったので、作業は早く進められてありがたいのですが、

生産時期の水不足が心配ですね。

 

今のうちに出来る対策をしておこうかな…。

2020年04月08日

  という事で愛知の成田養魚園さんにて過去最大級のイベントが開催中です。

出品数300本くらい??

とにかくスゴイ数です。

 

品評会用の一品がこれでもかと並んでいますね。

もちろん当場の当歳も出品されていますよ!

 

 ぜひチェックしてみてくださいね。

 

  ライブ鯉ページはこちら 

2020年04月07日

  今年期待の当歳達ですが…これからどうなるのか…。

親鯉は初腹でしたが産みも良く、順調に育ちました。

血筋としては大きく離れているので、ちゃんと昭和になるのか不安でしたが、思った以上に形にはなったと感じています。

 

 

 まだハッキリとはお見せ出来ませんが(笑)。

勿体ぶっていますが、「DK」…「大日紅白」の略です。

この当歳達の2世代前のメスが大日紅白なのです。

 

 紅が本当に素晴らしい紅白でした。当然骨組みや肌の質感もですが…何とかこの紅を昭和に乗せたいと思い、昭和と合わせてみました。

生まれた稚魚の黒仔率は何と0.1%…F1(1世代目)は数千匹の稚魚でした。

なかなか昭和としての特性も薄く不安もありましたが、その中から親候補を残し、昨年やっと産卵する事が出来ました。

黒仔率は3割を超え、順調に選別を重ねてきました。

 

少なからず、手応えは感じています…。

これからの成長に期待しています!

2020年04月06日

 我が家のリビングには10ℓくらいの水槽があります。

昨年の一次選別のハネ鯉を、小3の息子がどうしても飼いたいという事で…。

ちゃんと世話をするという約束をして。

「つくし」「チョビヒゲ」…等のニックネームがついていて、

10㎝位の鯉が6匹泳いでいます。

 

 

 

 私は管理していませんが、最初に大事な点だけ教えました。

一度も調子を崩す事も無く、元気に暮らしています。

ちなみに私が教えた大事な点とは、

 

①エサは控えめに1日1回 (痩せない程度が目安)

②水換え、ろ材掃除は2週間に1回 (汚れが目立つようなら早めに)

③直射日光に当てない

 

これだけです。

小さな循環ポンプが回っているだけでエアーレーションはしていません。

室内の温度にまかせ、ヒーターは使っていません。

 

外出が制限される中、こういった楽しみ方もイイもんですね…。

 

 

…もちろん今では妻が管理してます(笑)。

 

2020年04月06日
 自然の水温で越冬している方にとっては、春の餌付けって難しいですよね…。
一般的には「桜の散る頃から」と言われていますが、それでも本当に少量から開始してください。
しばらくは全部の鯉が食べる量は与えないでください。
気温水温の上昇を見ながら少しずつ増やしていきます。

鯉はいくらでもエサを欲しがりますが、腸はまだ弱っていますのでガマンしてください。

ちなみに余ったうどんとかごはんはダメですよ~。
魚類は全般的に炭水化物をエネルギーに変換する能力が弱いので…。

市販の越冬用飼料が安全でおススメです。
2020年04月04日

あっちでも…

 

 

こっちでも…

 

 

特に意味はありませんが…

当場ではジャンボ当歳で良く見られる現象です。(笑)

2020年04月03日
 昭和三色の当歳、2歳を選ぶ時に手ビレって結構見ますよね?
手ビレの墨の特徴について簡単に説明しておきます。
まぁ当歳が一番定まってないんですが、

➀両元黒:一番人気ですね。やはり元黒が綺麗だと良い墨が出やすい。
     ただし、広がってくる事もある。
➁両手全体に薄く墨が被っている:収束して元黒になる可能性有り。
                全体が濃い場合はダメ。
➂縞手:手先まで濃い墨が走っている場合、元黒にはならない。
    また、体部の墨質も良くない場合が多い。
    ただし、大きくなる傾向がある。 
➃両手白:真っ白の場合、手墨はほぼ出ない。
     ただし、大きくなる傾向がある。
➄セミの羽根ように先っぽが黒い:成長するにつれ消える事が多い。

このように、手墨にもいろんなタイプがあります。
片元黒はあまり好まれませんが、
私はそれほど気にしません(笑)。

ご参考までに。 
2020年04月02日

  皆さん水質チェックはしてますか?

ご存じの方も多いと思いますが、是非定期的に行っていただきたいものです。

掘り下げれば深くなってしまう話ですが、最低限安全に健康に飼育する為として、

 

 ①亜硝酸

 ②ペーハー

 

 

この2つは定期的に行ってくださいね。

2つの数値が安定していれば事故も格段に少なくなります。

このタイプはホームセンターで手に入りますので。

 

2020年04月02日
 残念ながら若鯉大会に続き、幼魚品評会も中止となりました。
今の現状では当然の事と思いますが、やっぱり悔しいですね…。
我が業界としましても、こんな状況だからこそ少しでも皆様に楽しんでいただける事は無いかと議論を重ねました。
そこで生まれたのが、

「International Nishikigoi Web Grad Prix(仮)」

です。
要するに、インターネット上のイベントです。
時間が限られている為、品評会程のシステムには出来ませんが、世界中全ての人に投票権があります。
幼魚品評会同様、36部までの鯉で行います。
出品は最寄りの振興会員様からお申込み出来ます。
ネット上でのイベントなので、人も集まりませんし、100%感染リスクはありません!

世界中で外出制限が出ている中、少しでもお楽しみいただければ幸いです。
詳細が決まり次第、またご報告致します。

どうぞお楽しみに。
そして是非投票にもご参加ください。
2020年03月29日

 毎日暗いニュースばかりですね…

私達の業界も閉塞感が漂っていますが、下を向いてばかりはいられません。

 まだまだ出口は見えませんが、今は出来る事をコツコツと積み重ねて行こうと思っています。

 

 鯉達は元気に泳ぎ回り、春が来るのを待っています。

 

また近い将来皆様と楽しく鯉談議が出来る事を祈りつつ、日々頑張ってまいります。